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2024.04.25

米粉と好相性!米粉でつくる本格カヌレ

「カヌレ」はフランスの伝統的な焼き菓子です。ここ数年、日本では高い人気を誇り、カヌレ専門のお店も増えていますよね。

カヌレはワインの産地として有名なボルドーで生まれたとされています。ワインを製造する中では、沈殿物を取り除く際に卵白を使うことがあります。卵黄が大量に余ってしまうため、その卵黄を活用するためのお菓子として作られたそうです。

カヌレはフランス語で「溝のついた」という意味。カヌレ専用の型で作ることで、名前の通り周囲に溝の刻まれた円錐形に焼きあがります。材料はレシピにもよりますが、主に卵黄、バター、小麦粉、砂糖、牛乳、ラム酒です。濃く焼き目が付いた外側はカリカリと香ばしく、中はしっとりとラム酒の香る優しい甘みが特長です。

自宅でカヌレを焼いたことはありますか?カヌレはお料理上級者のお菓子のイメージがありますよね。調理工程で火を使用することや、オーブンの温度調節が難しい点などなど。また、小麦粉を使って作るカヌレは、生地をしっかりと休ませる必要があります。休ませることで、グルテンを落ち着かせしっとりとした食感のカヌレを作ることができるのです。この工程を省いてしまうと、焼成中に生地が型から飛び出してしまったり、しっとりとした食感が出せずパンの様な軽い食感になってしまいます。12時間~24時間程生地を寝かせるレシピが多いようです。

実は、カヌレのしっとりと弾力のある生地が米粉と好相性。米粉を使うことで理想のカヌレの食感が作れるんです。さらに、グルテンのない米粉を使うことで、生地を寝かせる工程は不要。食べたいと思ったその日に美味しいカヌレが焼けます。外側はカリっと中はしっとりもちもちの本格的なカヌレになりますよ。

波里では2種類のカヌレのレシピを紹介しています。一つは、米粉と卵黄で作る贅沢なカヌレ。卵黄の色味が綺麗に出て、本格的で濃厚なカヌレになります。もう一つは米粉と全卵で作るカヌレです。こちらも外側カリッと中はもちもちとした美味しいカヌレに仕上がります。卵白が余らない点も嬉しいポイントです。

①米粉と卵黄で作るカヌレ
②米粉と全卵で作るカヌレ

米粉で作れば嬉しいグルテンフリー。手土産などのギフトにもピッタリです。米粉で作った手作りカヌレ!おしゃれで喜ばれること間違いなしです。

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